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オートポリス最終戦
2020/12/13 レポート

オートポリス・ゴールドカップ VITA第4戦レポート (4,674m)

ドライ     2020年11月29日

今シーズンは新型コロナの影響で、タイトなスケジュールとなったレース界。ここオートポリスでも同様に、毎週のごとくレースが開催されている。ゴールドカップ第5戦もようやく最終戦を迎える運びとなった。VITAは実質全3戦でシリーズが決まる。今回は前戦より2台増の12台が集結した。

小雨が降るかと思いきや陽が差す、といった安定しない空模様。
冷たい初冬の空気に対し、熱い熱い15分間の予選が11時20分より開始された。

序盤から2分09秒台でトップに出たランキング首位の#41中島功。

#98久保正孝もタイムを上げてくるが、今回初参戦の#9 KOUKI SAKUが08秒713で一気に2番手へ。


しかし4周目に08秒699を出した#41中島が0.014秒の僅差でポールを獲得する。

ポールコメント:#41中島功選手 TMR * LBJ

「タイヤの空気圧を高めにして、8秒台を目指したんです。そしたら予定の4周目に出まして。
でもその後はタイムが伸びなくて。出来れば8秒台前半まで出したかったのが、ちょっと無理でした」

フロントロウに#9 KOUKI SAKU選手

3番手に#98久保正孝選手

4番手#61山浦資智選手

5番手#445鬼塚哲生選手

6番手#72江本玄選手

7番手テツ清水選手

8番手今岡達哉選手

9番手ピカチュウどエス選手

10番手小西隆詔選手

11番手太田智之選手

12番手野村浩二選手


肌寒さが堪える15時35分、予選時から結構なインターバルを置いて、10周による決勝が始まった。

「スタートはドンピシャでした」ポールの#41中島が、これまた好スタートの#9 KOUKI SAKUを抑え、
ホールショットを奪う。

ランキング2位の#445鬼塚も、スタートで1台交わし猛追態勢に。
4周目のストレートで3番手走行の#98久保を捉え、3位に浮上した。

#41中島と#9 KOUKI SAKUのトップ争いは序盤から7周目までテールトゥノウズ、
一側触発の大バトルと化していた。

だが8周目に入る前、最終コーナーでアクシデントが発生する!
なんと#9 KOUKI SAKUがコースアウトしてしまい、これで万事休す。
ここオートポリスを走りこなしている#9 KOUKI SAKUだが、初参加で表彰台には届かなかった。
「1コーナーでオーバーテイクを仕掛けるつもりでアクセルを踏み込んだら…ああ(苦笑) 」と残念そうに語る。

これでトップ#41中島と、粘りの走りで2番手まであがってきた#445鬼塚の両者は、一人旅状態に。

後半より接近戦の#98久保と#61山浦は、ファイナルラップのストレートで順位が入れ替わり、
#61山浦に見事軍配が上がった。

三連勝でシリーズ総合チャンピオンに輝いた#41中島選手

優勝:#41中島功選手 TMR * LBJ

「スタートがばっちり決まりました!前回はホイールスピンしちゃったからですねえ(苦笑) 
2番手の#9 KOUKI SAKU選手に、ぴったりとマークされていたけど、何とか抑えて走りました。
もちろんミラーに写りまくりでしたが、あまり見ないようにしていました。
抜かれるかも、と頭によぎったんですけど、万が一、抜かれたとしてもシリーズチャンピオンは間違いないと思ったので、無理せず行こうと。全戦優勝でシリーズを獲れたので嬉しかったです」

2位:#445鬼塚哲生  レイラ鳥ひろVITA-01 

「今回は予選順位がよくなかったこともあり、スタートで前に行くしかない、と思っていました。
結果、好スタートが出来てよかったです。どうもマシンの調子が前日から悪くて、かなり悩みました。
中盤で3位まで上がれたのですが、前と後ろの間隔が開いてバトルできなかったところ、
8周目に2位走行車がコースアウトして、最終的には総合2位となりました。
もちろん悔しさは残りますが、なんとか無事にシリーズを終えてよかったです」

3位:#61山浦資智  タツミレーシングVITA01

「スタートでミスっちゃいました。それから#98 久保選手に追いつこうとプッシュしたんですが、接近戦のまま。ファイナルのストレートでようやく抜け出すことができ、表彰台をもぎ獲ることが出来ました」

4位に#98久保選手

5位#37テツ清水選手

6位#72江本選手

 

 

VITA ランキング

 

ACEクラスは優勝 #445鬼塚、#98久保、#7今岡達哉の順。


【 縁の下の力持ちさん 】
~メカニックさんをご紹介!~

無事にオートポリスVITAシリーズも幕を閉じました。
頑張っているドライバーさんですが、そこには沢山の人々の助けがあってのこと。
今回は切っても切れない関係、メカニックさんをご紹介します! 
本当は全チームお届けしたかったのですが、2チームをピックアップしてきました。

#99 野村浩二選手 NRM トップギア VITA01 
メカニック・堀口 浩一さん(真ん中)  福岡県宗像市

「以前働いていた日産のディーラーのイベントに野村さんが参加されたのが出会いです。
時は流れ、野村さんがVITAに乗ることになったので、
お手伝いをして欲しいとのラブコールをいただきまして(笑)。
VITAは初めて見るクルマですが、非常に面白い構造ですね。
手探りではありますが、楽しいです。
参加するたびに、野村選手のタイムが上がっているので、やりがいがあります。

レース当日に意見の違い?ないない、全然ないです。
前の日、皆でワイワイやる飲みの席でもないですね(笑) ←これが一番の楽しみだったりします! 
ディーラーを辞めてから、自動車学校で整備を教えたりしたこともあります。
今は自動車整備に関する知識を教えている(整備士の育成)仕事をしています。
(外部講師を努めたり、車の整備に関するエキスパートでした!
なんと大阪辺りまでお仕事で行くこともあるそうです) 」

#41 中島功 TMR * LBJ
メカニック・江口慎也さん(真ん中) 
[江口ガレージ] 佐賀県小城市

「中島さんとの出会いは、突然お店に来られたところから始まります。
もちろん紹介とかも無しでいきなりです(笑)
中島さん曰く、ご自分の仕事が落ち着いてきたので、レースを始めたいとのことでした。
まずはロードスターに参戦しましたねえ。
それからレースでの直接の絡みは無かったんですが、VITAに参戦したいとのご相談を受けました。
そこで私がボス(笑)と崇めるTMRの松浦さんを紹介し、またこうして中島選手とタッグを組むことになったんです。

VITAは楽しいですね。これまで触ったことがないので、こちらも大変勉強になっています。
このご時世だし、キリキリしないでレースを楽しむことが出来るカテゴリーだと感じます。」

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10月から開始されたオートポリス・ゴールドカップ VITAシリーズ。
短期間ではあったが、無事に開催され、沢山の思いが凝縮されたことだろう。
来シーズンもここオートポリスで、VITAサウンドが聴こえることを楽しみに待ちたい。

記事:園田明子さん


オートポリスにVITAが降り立って2年が経ちました。
車が大好きな仲間が集まるこのサーキットで、楽しんで欲しい。
耐久だってスプリントだって、気軽にスポーツとして参加する。
原点は「車好き」
それがモータースポーツ。
目標は、人生ずっと楽しむこと。
「車好き」に終わりはないのだから。たぶん。

そうですね、神谷さん。
APのレースを心待ちにしていた。
きっといつもいつも顔中しわくちゃな笑顔で見ているに違いない。

今年はF4やSFJのチャンピオンも手にした中島さんが参戦してくださり
チャンピオンになりました。
嬉しいですね。
流石のドライビング、素敵でした。
ありがとうございました。そしておめでとうございます。

2021年度はAP、5h耐久レース目標です!
実現できるよう頑張りたいと思います。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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