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もてぎチャンピオンカップ最終戦
2020/12/14 レポート

「もてぎチャンピオンカップ もてぎVITAレース」第5戦 レースレポート
 11月29日(日)、「もてぎチャンピオンカップ」もてぎVITAレース第5戦がツインリンクもてぎ開催された。

第2戦(4月12日)がコロナ禍で大会中止、第4戦(9月20日)がVITAレース開催中止となり
実質3イベントとなった今シーズン。

開幕戦、第3戦を制している2号車イノウエケイイチ選手の3連勝なるか、
誰かが阻止するかに注目が集まる。
イノウエ選手を追うのは

5号車相馬充寿選手

8号車イシカワヨシオ選手、

9号車JOE SHINDO選手、

19号車茂木祐一選手。

エントリーは全5台とやや寂しいが白熱したレースが展開した。

■予選
 11月29日(日)。天候は晴れでコースはドライコンディションだがコースインの8時55分には気温は かなり低い状態。VITA#の予選はシビックとの混走で行われ、#2イノウエ選手を先頭に全車一斉にコースインして15分間の予選セッションが開始。

 各車タイヤの発熱を待つ様に最初の数周は抑え目のペースで周回を続け、残り9分を切る頃からタイムアタックに入るマシンが出始める。この時点でトップタイムを出したのは#2イノウエ選手で2分16秒437、続いて#相馬選手2分17秒184。
 残り7分の時点で#19茂木選手が2分15秒437でトップ、#5相馬選手が2分16秒267と2番手で続く。#19茂木選手は次の周回で2分14秒666と14秒台に入れ、#2イノウエ選手も2分15秒139で#5相馬選手の前に出て、#8イシカワ選手、#9SHINDO選手と続く。

 残り3分で#5相馬選手2分14秒454、#2イノウエ選手2分14秒186とトップが目まぐるしく変わり、残り20秒のタイミングで#2イノウエ選手が2分13秒697でフィニッシュラインを通過してポールポジションを決めた。更にチェッカー後の最後の周回で#19茂木選手が2分14秒085で#5相馬選手をセカンドロウに追いやり、#8イシカワ選手、#9SHINDO選手の順でグリッドが確定した。

・予選後のコメント

ポールポジション 2号車 イノウエケイイチ選手(ワコーズEDニルズVITA) 2分13秒697
 「練習しないでぶっつけ本番だったので、ポールが取れてよかったです。もう少しタイムが出るかと思ったが、練習していないでいきなりの走行なので、これくらいですかね」


■決勝

 11月29(日)。
天候は引き続き晴れでドライコンディションだが、
VITAの決勝が始まる13時ごろで気温10度、路面温度16度と相変わらず低温。
タイヤが発動しないスタート直後に波乱が起きる予感をはらみつつ、13時10分にフォーメーションラップ開始。
10周のレースが始まる。

各車きれいにスタートを切り#2イノウエ選手がトップを守るがその後方で激しい攻防があり、
#5相馬選手が1コーナアウト側から#19茂木選手に並びかけ、
そのまま並走し3コーナー進入で前に出る、
ここで失速した#19茂木選手に対し4コーナーで#8イシカワ選手も襲い掛かり3位を奪取、
#19茂木選手は一気に4番手に落ちてしまう。
1周目のコントロールラインを#2イノウエ選手、0.435秒差で#5相馬選手、0.996秒差で#8イシカワ選手、
1.329秒差で#19茂木選手とほぼ等間隔で続き、
#9SHINDO選手はやや遅れてトップから2秒481の差。

#19茂木選手は2周目のヘアピンで#8イシカワ選手の背後に付くとダウンヒルストレートで並びかけ、
90度コーナーで差して3番手に上がると
続く3周目2分15秒846、4周目15秒077とファステストラップを連発して
1秒以上あった#5相馬選手との差を削り始め、
これにつられてか#5相馬選手もペースを上げて15秒台に入れる。
これに対しトップ#2イノウエ選手は16秒台で3台の間隔が一気に詰まる。

 6周目の3コーナーからS字までの間にかけて3台がテール・ツー・ノーズ状態になり、
プレッシャーを受けた#2イノウエ選手がヘアピン進入のブレーキングでタイヤをロックさせスモークを上げるが、
これを2台が避けたことで逆に2台とのギャップが僅かに拡がり、
グランドスタンド前に戻った時には0.521秒差に。
#5相馬選手と#19茂木選手の差は0.107秒で、

7周目の1コーナーでは#19茂木選手がインを伺うが#5相馬選手が抑える。


後方では#9SHINDO選手が#8イシカワ選手に迫りこちらも攻防を繰り広げている。
1コーナーで#19茂木選手を抑えた#5相馬選手はペースの上がらない#2イノウエ選手に再び追いつき、
ダウンヒルストレートで並びかけるとそのまま並んで90度コーナー~ビクトリーコーナーを抜けるが
ここは#2イノウエ選手がしのぎ切る。

続く8周目の1コーナーでは再び#19茂木選手が#5相馬選手のインを差すが抜けない。
S字でも再度仕掛けるが失敗し失速、

これで再びトップ#2イノウエ選手から2位#5相馬選手、3位#19茂木選手までが0.5秒の等間隔になる。

 9周目のビクトリーコーナーでは#9SHINDO選手が単独スピン、
左リヤタイヤが脱落しておりそのままピットへと戻り残る4台が10周目ファイナルラップへと突入。
レースはこのままフィニッシュかと思われたが


#19茂木選手がヘアピンで#5相馬選手に並びかけて立ち上がりで前に出て
遂に2位を奪い返すと、そのままトップ#2イノウエ選手にも迫るが0.186秒届かずチェッカーフラッグを受けた。
3位#5相馬選手、

4位#8イシカワ選手、ピットインした#9SHINDO選手は1周遅れで5位完走扱いとなった。

・決勝後のコメント

 

優勝  2号車 イノウエケイイチ選手(ワコーズEDニルズVITA)
 「ぶっちぎりとはいかなかったが今日は3連勝が目標だったので無理して自滅は避けたかった。
マシンは快調でポールも取れたし3連勝できてよかったです。
今日は富士スピードウェイでスーパーGTが行われているが、
監督業を休んでもてぎに来た甲斐があったというものです(笑)」


もてぎチャンピオンカップシリーズ最終戦が終わりました。
見事もてぎチャンピオントロフィーを手にしたのは、
GTチーム率いるイノウエケイイチ選手。
さすがベテランメンバー、白熱したレース展開でした!
今回レースレポートは、応援してくださる方々のご協力で出来上がりました。
皆様のお力のお陰で、モータースポーツの世界は広がっていきます。
2020年度も温かい顎支援をありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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