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APゴールドカップレース第3戦 VITA
2021/06/17 レポート

ゴールドカップレース第3戦 VITA

6月13日 オートポリス

第1戦は悪天候によって中止になってしまった、オートポリスの「ゴールドカップレース」。
第2戦もスタート直前に雨に見舞われていた。

第3戦が開催される6月13日(日)も、直前の天気予報は降水確率高め。
練習走行が行われた土曜日までは、たびたび雨に見舞われたことから、「これはもしかして……」とあらぬ心配も頭をよぎったものの、雨雲の流れが早かったことから、なんとか予選、決勝ともにドライコンディションは保たれることに。それぞれ全力を尽くしての戦いが繰り広げられた。

今回もエントリーは15台と、引き続き活況を呈しているオートポリスのVITA。実はマシンの納車待ちというエントラントも少なからずあるようで、まだまだ増加の傾向にあるようだ。

さて、冒頭でも触れたとおり、練習走行が行われた土曜日までは、天気は極めて不安定で、
時おり雨に見舞われもしていたが、それはそれで
ドライコンディションも、ウェットコンディションも経験できたこともあり、
本戦がどんな状況となろうと、ぶっつけ本番にならずに済んだと、前向きにとらえるべきだろう。

日曜日になって15分間の計測で行われた予選は、すっぽりサーキット上空は雲で覆われ、それまで切れ間から見えていた青空は去ってしまったものの、とりあえず雨の心配はなさそう。

最初にタイミングモニターのいちばん上に、名を記したのは首藤哲也選手。
第1戦にはエントリーしていたものの中止になって、第2戦は欠場していただけに、実質今回がデビュー戦となるドライバーだ。2分10秒350をマークし、

これに続いたのが2分10秒935を記していた北川和文選手だ。

ここからさらにタイムアップしていくかと思われたものの、この時期にしては高めの温度が悪影響を及ぼしたようで、3番手につけた阿部貴一選手も含め、上位はその後のタイムが伸びず。

計測2周目にサンデー選手、江本玄選手がタイムを伸ばし、4番手、5番手に浮上するも、やはりその後のタイムが伸び悩む。その結果、逃げ切った首藤選手が、初のポールポジションを獲得することとなった。

終盤になって唯一タイムを上げてきたのが、前回のウィナーである今岡達哉選手。前回2位の稲垣光司選手に続く7番手となり、その後には藤吉健一選手、テツ清水選手、そして正岡慶之選手が続くこととなった。

ポールポジション:首藤哲也選手(ジェットの建売☆RBJ/TMR)

「みんな、どのぐらいのタイムで走るか予想できなかったので、自分の中ではまぁ、上位に入ればいいや……という気持ちで走っていました。
(併せて行われた)86レースの後だと路面の状態が変わってしまって、いつもタイムがバラバラになるので、
自分がうまく走れているのか、そうでないのかつかみづらくて。
なので、ポールを獲れたのが分かったのは、ピットに戻ってきてから。
本音を言うと、ポールは無理だと思っていたので、とりあえずやりきった感はあります。決勝は気楽にやります」

予選2番手:北川和文選手(オンザロードTMR VITA)

「昨日は全然タイムが出なくて、これはクルマの動きがおかしいと思い、アライメントを取ってもらったら、
だいぶ狂っていて。今日は完璧な状態で乗れました。
タイヤを温めている時から感覚が違っていたから、『これいけるんじゃないか』って思って。
でも、ちょっとミスしたんですよ、記録が出た周も。ミスしていなければ、もうコンマ2、3秒出たんじゃないかな? 決勝では焦らず、前の人の走りを観察しながら、チャンスがあったら行きたいと思います」

予選3番手:阿部貴一選手(ACRE★SH-R★VITA)

「もっといける手応えがあったんですけど、位置取りを失敗して前に詰まってしまって、
いちばんおいしい時に伸ばすことができませんでした。
自分では離した後にアタックしたつもりが、追いついてしまって。
決勝ではやらかさないように。ちょっとオバーステア気味なので、かなり気をつけていかないと危ないかもしれません」


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心配された雨は、結局一向に降る気配を見せぬまま、10周で争われる決勝レースはスタートを切ることとなった。
レッドシグナルが消えるとともに、絶妙のダッシュを決めた北川選手がトップで1コーナーに飛び込み、
ポールポジションの首藤選手は阿部選手にも並ばれるも、なんとか2番手は死守。

そして3コーナーではサンデー選手をかわして、江本選手が4番手に浮上する。

さらにオープニングラップを終えると、7番手スタートだった今岡選手がなんと4番手に。
その勢いで第2ヘアピンでは、阿部選手を捕らえて3番手に躍り出る。
そこから先はコンマ差で、三つ巴でのトップ争いが繰り広げられるようになる。

その後方でも、激しく4番手が競われていた。
序盤は阿部選手と江本選手が、さらに中盤からはサンデー選手、稲垣選手も加えることに。
しかし、7周目のジェットコースターストレート先の右コーナーで、サンデー選手は痛恨のスピン。
大きく順位を落としてしまう。

時に1秒半のリードも築いたトップの北川選手ではあったが、後方からのプレッシャーに苦しんでいる様子は明らか。一気に差が詰まる一幕も。

そんな状況を察して、首藤選手が勝負に出たのは最終ラップの1コーナー。インを鋭く突いて、北川選手をかわしてトップに躍り出る。
さらにゴール間際のストレートでは、あわや今岡選手にも並ばれかかるも、コンマ3秒差で辛くも北川選手は振り切ることとなった。

トップでチェッカーを受けた首藤選手は、これが嬉しい初優勝。過去に経験していたヴィッツレースやスーパー耐久では味わえなかった感覚に、レース後はすっかり酔いしれていたようだった。

2位は北川選手で、3位は今岡選手。

そして3台での4位争いは最後まで続き、阿部選手、江本選手、稲垣選手の順でフィニッシュ。

7位は中盤から単独走行となっていた山浦資智選手で、

8位は藤吉選手がポジションキープ。

そして小西隆詔選手、

テツ清水選手が貴重なポイントゲットに成功した。

優勝:首藤哲也選手(ジェットの建売☆RBJ/TMR)

「スタートではちょっと。でも2台に抜かれるよりは1台抑える方がいいやと思って、1台は諦めました(笑)
途中、諦めかけてもいたんですが、タイムを見たらいいラップを刻んでいたので、これはチャンスがあればと。
トップに立ったのは最終ラップの1コーナーです。これが初優勝になります。ありがとうございました!」

2位:北川和文選手(オンザロードTMR VITA)

「途中、ちょっと優勝がちらついて、シフトミスを何度もして、それで差が詰まってしまって。
最後、あと何周かと思いつつ、もう勝ちたくて、焦ってしまいました。
まさか、あそこでインから突っ込まれて抜かれるとは……。最後の最後に油断してしまいました」

3位:今岡達哉選手(ヤクルト☆ブレイン☆遊心星VITA)

「実は予選前に燃料ポンプが壊れちゃって、予選開始から8分ぐらいピットで止まっていたんです。
計測きっちりしないといけないと、僕自身それで焦ってしまって……。
昨日なんか、中古タイヤでも11秒台出ていたのに。それはしょうがないですね、それもレースなんで。
でも、直ってくれて、決勝はちゃんと走れたので、それだけはすごく良かったです」


オートポリスのVITAエントリーが上昇中です⤴️
21年度のレースは毎回ウィナーが変わり、楽しみです🏁

7月10(土)11(日)
【AP5時間耐久レース】が開催され、
全国からVITAがオートポリスにやってきます。
『耐久は計画の戦い』
後日「メンテナンスinfo」アナウンスいたします。
ぜひ5h耐久に向け準備をよろしくお願いいたします。
当日はVITA倶楽部から大勢で応援に行きます♪

VITA倶楽部