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十勝クラブマンカップRd.2 VITA-01
2021/07/19 レポート

北海道クラブマンカップレース第2戦 VITA-01

7月11日 十勝スピードウェイ

昨年は2勝を分け合い、わずか1ポイント差で坂野研選手が古井戸竜一選手を下して、チャンピオンに輝いた十勝スピードウェイのVITA-01。今年は3時間耐久を含む、全5戦の開催が予定され、また最終戦はWヘッダーとして競われることとなっている。

5月16日に開催された第1戦は、古井戸選手不在の中、坂野選手がポール・トゥ・ウィンを達成。2位には平中繁延選手がつけ、そして鬼塚益生選手がコンマ3秒差で佐藤元春選手を抑え、3位を獲得している。

今回のエントリーは2台増の14台となり、未だ健在のザウルスジュニア3台と併せた激闘に期待がかかる。

十勝でVITA-01によるレースは、2012年から始まっているため、今年はちょうど10年目にあたる。
そんな節目のシーズンにコースは創設以来となる改修が行われ、3コーナーと7コーナー以外のコーナーにアスファルトのランオフエリアが追加された。
コースアウトすれば砂埃が上がり、雨でも降ろうものなら、今ままでは田んぼのようになっていたが、その心配は無用に。
よりコーナーを攻めやすくなったと大好評だ。

さて、前回の予選では坂野選手が1分32秒870をマークしており、これがターゲットとなる。通常、7月のレースで好タイムは出にくいものだが、この週末の十勝は一度も雲の切れ間から青空を見せてくれず、気温は常に20度を切って肌寒いぐらい。そこで坂野選手にコース改修の印象と、現在の十勝VITAレースの状況について、予選前に語ってもらった。

■坂野研選手
「安全領域が広がって、安全を確保しようというサーキットの意気込みがすごく感じられます。
ラインについてはそんなに変わらないんですけど、やっぱり気持ち的な踏みっぷりは変わりました。
それと1戦目はそんなに絡みはなかったんですが、絡んだ時に相手を思いながら走れるっていうのは、より心の余裕ができますよね。
並んでコーナーに入っていって、自分も行けるかどうか、あるいは押し出しちゃう可能性もあるから、そういう意味でも安全領域があるのは気持ちが違いますね」

「今後どうなるかわかりませんが、前回は四脱(走路外走行)もありで、統一しようという形でやっていますけど、それより四脱しないほうが速いと思うんですよ。
いかにも『四脱します!』って走りより、ちゃんと一輪残すような走りの方がタイムは上がるってことに気づけば、みんなしなくなると思いますけどね」

「まわりの人たちも速くなって、僕としても全然余裕を持って走っているわけではなく、
むしろ北海道のVITAレースは、年々レベルアップしているのを感じます。

2016年と17年、それと昨年、チャンピオンを獲らせてもらいましたが、16年の頃より皆さん、飛躍的に速くなっていますし、台数も多くなっています。そういった意味でもやりがいがあるので、今年もチャンピオンが獲れたら、やっぱりそこは僕の勲章として箔がつくというか。みんながレベルアップしているから、より感じます。
以前は台数も少なかったですからね、そこから見たら昨年獲れたのは僕としても嬉しいし、自分の力量も上がったと。今年もふつふつと狙っています!」

 

<<公式予選>>

注目された予選だが、夜半に降った雨が一部に残り、ライン上はドライだったものの、路面コンディションを変えてしまったようだ。
そんな状況において、最初に1分33秒台に乗せてきたのが坂野選手だったが、すぐに古井戸選手が上回る。
その後も競い合うように詰めていった、ふたりのタイムを一気に上回ったのが佐藤選手だった。
じっくりウォームアップを行っていたのが功を奏し、1分32秒856をマークしてトップに立つと、次の周には1分32秒497にまで短縮を果たす。その後、2周はタイムを落とすも、再び1分32秒476にまでタイムアップ。そして平中選手も、それから間もなく1分32秒827、1分32秒587と好タイムを連発し、2番手に浮上する。

その頃、逆に坂野選手と古井戸選手が伸び悩む中、終了間際に古井戸選手こそ1分32秒813をマークするも、坂野選手は1分33秒033がベストで、1分32秒台に乗せることも許されず。
「引っかかったのもあったんですけど、それより何か根本的なマシントラブルがありそうです。決勝までに解決しなくては」と坂野選手。連続ポールならず、4番手に甘んじた。

 

そして、後半の伸びは欠いたものの、逃げ切った佐藤選手が今季初のポールポジションを獲得。
2番手は平中選手で、3番手は古井戸選手、そして坂野選手に田代良二選手と浅井康児選手、そして蛯子貢平選手、鬼塚選手、松橋智史選手が続き、ここまでがトップから1秒差。先の坂野選手の言うとおり、上位のレベルは著しく上がっていることを証明した。

■ポールポジション:佐藤元春選手(恒志堂レーシングVITA 12号機)
「ポールポジションは今年初めてです。基本、路面はドライでしたが、いつもより内圧高めで行ったので、4周目か5周目にタイムを出そうと思っています。そのタイミングで綺麗にクリアラップ取れたので、うまくいきましたね! できれば、ポール・トゥ・ウィンで、このまま逃げ切りたいと思いますので、よろしくお願いいたします」

■予選2番手:平中繁延選手(HDC 日本平中自動車VITA)
「いや〜、31秒台出したかったんですけどね。って大きく出たな、我ながら(笑)。昨日は31秒1出していたからそのへんまで行きたかったんですけど、思った以上にタイヤ上がっちゃったので、もう後半で『あ、やばいかな』と。だから、もうちょっと。どうせだったら、ポール獲りたかったですね。決勝は頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

■予選3番手:古井戸竜一選手(さくら歯科☆こまばフォレストLOVCA 01)
「厳しかったですね。路面温度低かったのと、ちょっとマシンのセッティング、うまくはまらなくて。アンダー強くてノーズの入りが悪かったから、アクセルが入らなかったので、ベストよりだいぶ遅かったという感じではありましたね。開幕戦は仕事の関係で欠場したんですけど、今回はなんとか出られたので、表彰台には上がれるように頑張ります」


<<決勝レース>>

12周で争われる決勝が始まる頃には、路面は完全にドライコンディションに。

注目のスタートを決めたのはポールシッターの佐藤選手で、これに続いたのは平中選手。

オープニングラップを終えた時点で、もう後続を引き離してトップ争いを一騎討ち状態としていた。
3番手は古井戸選手で、坂野選手と浅井選手が続いた一方で、5番手スタートだった田代選手はスピンで順位を落とす。

3周目に突入した段階でも、佐藤選手と平中選手はテール・トゥ・ノーズで続き、そのまま好取組が続くものと思われたものの、

平中選手になんとドライビングスルーの指示が! スタート直前にわずかながらも動いてしまったのが原因だ。
次の周にはメインポストに向けて、手を挙げた平中選手。これは見習うべき行為と言えるだろう。
残念ながら11番手に後退……。

一方、2周目の1コーナーでは坂野選手が古井戸選手を抜いて、2番手に浮上。
どうやら予選のマシン不調は解消したようだ。
その後、ふたりはほぼ同じペースで周回を重ね、単独走行となったトップに少しでも近づこうとするも、その佐藤選手は明らかにペースを合わせていた。

中盤からはまた、4番手争いも激しくなって、何度も鬼塚選手が浅井選手のスリップストリームから抜け出そうとするも、そのつどガードを固められていた。バトル白熱のあまり、10周目の4コーナーでは接触も。なんとかポジションを浅井選手は守るも、鬼塚選手は9番手に順位を落とし、その影響で6番手にいた松橋選手もまた10番手に後退。

これにより5番手に浮上したのは、RINA ITO選手だった。
予選こそ10番手だったが、スタートを決めてオープニングラップのうちに7番手に上がり、さらに平中選手の後退で6番手に上がっていたのだ。
その後、いったん松橋選手に抜かれていたが、このアクシデントで漁夫の利を得ることとなった。

終盤の上位陣は、それぞれ単独走行に。最後まで2秒弱の間隔を埋められることなく、佐藤選手が逃げ切って今季初優勝。

以下、坂野選手、古井戸選手、そしてやや間隔を置いて浅井選手、ITO選手の順でチェッカーを受ける中、

坂本幸輝選手が澤田圭吾選手にゴール間際に迫ったものの、コンマ2秒差で逆転を許さず。
このふたりは予選11番手、12番手ではあったが、大きなミスなく、しっかり走り続けたことで6位、7位まで順位を上げることとなった。

そして平中選手は11位で、あと一歩で入賞ならずも最終ラップにファステストラップ、1分32秒966を記して意地を見せた。もちろん1分32秒台を記録できたのは、平中選手ただひとり。


 

■優勝:佐藤元春選手(恒志堂レーシングVITA 12号機)
「スタートで思ったより赤(シグナル)が消えるのが早くて、みんな焦ったと思います、今回は。平中選手がいなくなってからは抑えました。タイヤを温存しながら、もし最後の方でバトルになっても戦えるように、今回は意識して走りました。ありがとうございます、今年初めての優勝なので、すごく嬉しいです!」

■2位:坂野研選手(ハイパーネット☆東北海道ヤナセVITA 01)
「ミッションでしたね。ミッションがちょっと悪くて、ちょっと渋かったのと、ブレーキが少し感触悪かったので、それを変えたら良くなりました。
古井戸選手を無我夢中で抜いて、そこからは同じぐらいペースで走っていて、お互い前を追っかけようという気持ちが後ろから伝わってきたんですけどねぇ、バトルというより。
それで終わっちゃいました。今回の佐藤選手は速かったけど、次はやっつけます」

■3位:古井戸竜一選手(さくら眼科☆こまばフォレストLOVCA 01)
「やっぱり単純に佐藤選手が速かったですね。少しずつじわじわと近づいていったんですけど、佐藤選手はミスしなかったので、追いつけるところまでは行きませんでした。
まぁ、坂野選手とはいいレースができましたし、とりあえず今年初めてのレースでしたから、まぁまぁ出来としては良かったかな、またこれからも楽しくレースできればと思います」


十勝クラブマンカップRd.2
VITAレースポートです🏁
佐藤元春選手、優勝おめでとうございます💐
十勝のVITAレースもレベルがどんどん高くなって来ました!今後がとても楽しみです♪
九州の温泉の次は、北海道の海鮮。。♪
あっちもこっちも美味しい物食べに行ける!VITAレースの旅。
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