VITA CLUB 三重県鈴鹿市のレーシングカーコンストラクター

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鈴鹿クラブマンVITA Round6
2018/10/22 最新情報

今年のクラブマンレースも残すところあと2戦、11月の最終戦で2018年度の幕を閉じる。
シリーズチャンピオンの行方が気になる今回のレース、前回Rd.5では、Rd.4から参戦している中里が米田、八木選手を5ポイント差で上回りトップに立ったが、今回のレースでは逆転されてしまった。11月最終戦、各車が演じる舞台が非常に気になるところだ。

鈴鹿クラブマンレースRd.6、今回の舞台は東コース。

予選は雲ひとつない秋晴れ、湿度も低い。9:30各車一斉にスタートした。

ポールポジションを得たのは中里選手57.426。
コースレコードが期待されたが気温は23度、0.1秒届かなかった。
4番手の八木選手まで57秒台の僅差がひしめき合い、今回もデッドヒートが予想された。

スターティンググリッドには20台のVITAがロックオン。澄み切った空気に響き渡るサウンドが辺りを引き締める。

13;22グリーンランプがレッドシグナルに変わり消灯!

今回抜群のクラッチミートを決めたのは米田選手、西村選手。

中里をイン、アウトから両挟みで1コーナーに突っ込む。インを奪った西村が前かと思いきや、アウトから米田がトップを奪い取る。後続では中里と鍋家が接触し早くも荒れ模様のレースに。

1周目は米田、西村、中里、八木、成瀬、いむら、関と最終コーナーを立ち上がる。その後再スタートを切った鍋家は結局リタイアとなってしまう。2周めコントロール通過は成瀬を1コーナーでパスしたいむらが5番手に浮上していた。序盤から激しい展開となったVITAレース、その後S字コーナーでは中里の車からタイヤとフェンダーが擦っている様子で白煙が発生、チャンピオン争いに不安の影が横切る。

3周目1コーナーでは第2グループのいむらがバックマーカーに引っかかり成瀬、関、いむら、松田と順位を入れ替え、バトルを繰り返す。

4周目とうとう中里のペースがダウン、米田と西村の2台のテールtoノーズの戦いが始まる。

6周目1コーナーでは成瀬と関が接触、いむらの3台がコースアウト、成瀬は再スタート出来ずリタイアとなってしまう。

7周目までそれでもベテランの意地で3位のポジションを保っていた中里だがそれもここまで、ピットインリタイアと息切れとなる。

8周目は米田、西村、八木、いむら、大山、松田というオーダーでコントロール通過、トップ争いはベテラン米田と19歳西村の戦いとなる。

そのテールtoノーズの戦いも14周目1コーナー西村のスピンで終止符が打たれた。

17周チェッカーをトップで受けたのは今期2度目の米田選手。

4秒遅れたが、上手くスピンを立て直した西村選手が前回に続き2位、

3位はベテラン八木選手と続いた。

第2グループもテールtoノーズの戦いが続いたが、いむら、大山、松田選手が安定した走りでチェッカーを受けた。

優勝した米田選手

「めちゃ嬉しい!チャンピオンより何より優勝出来たことがとにかく嬉しい」と周りの人達に喜びを振りまいてくれた。

2位の西村選手、3位の八木選手。

今回もありがとうございました。VITAレースの皆さまのパワーからいつも楽しい時を貰うことが出来ます。

レースは良いなと今回も感じました。

11月の最終戦ではシリーズチャンピオンが決定します。

そして全国のサーキットで開催されるVITAレースのチャンピオンを祝福する、YEAR END PARTYが開催されます。チャンピオンには、E-ZUPテントなど色々な副賞が贈られ、生演奏の中食事をしながら一年を振り返りましょう。次回は全員チェッカーを受けることが出来ますように。

Kamiko@