VITA CLUB 三重県鈴鹿市のレーシングカーコンストラクター

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フィリピンVITA決勝チャンピオン決定
2018/10/27 レポート

フィリピンVITA レースシリーズ初代チャンピオンが決まる第6レースは波乱のレースとなった。

第5レースの結果から上位4位がリバースグリッドとなり、ポールはSmith選手、2番手はLuis選手、3番手はTyson 選手、4番手はDaniel選手。
スタートして2コーナーでTyson 選手がトップに躍り出た。そしてバックストレッチ後の90度コーチで2台がコースアウト。なんとトップのTyson 選手とSmith選手だ。
このアクシデントからトップになったのはLuis選手。ここでセフテイーカーが入り再スタート後Daniel選手がLuis選手を抜きトップになり逃げきった。

Daniel選手は今日のレースの3レースをパーフェクトウインを飾った。
そして2位になったLuis 選手が初代チャンピオンになる。
上位3名の記者会見も行なって盛り上がった最終戦であった。

フィリピンVITA レースシリーズ初代チャンピオンに輝いたのは、Luis Gono選手。
富士スピードウェイのFCR-VITA 最終戦にチャレンジします。
30台を超えそうな参加台数で、どんな活躍をしてくれるのか楽しみですね。

海外のレースでは、いろいろとカルチャーショックを受けることがあるが、今回のフィリピンレースでは最終戦という事もあり上位3台のエンジン&T/Mを全て分解するという再車検が行われた。
本日3レースをしてからの再車検はメカニックにとっては辛い作業になる。しかし文句も言わずに黙々と作業をしているメカニックの姿は可愛そうであり、また強靭な姿に感じた。
しかし、同じワンメークレースを行う日本でも、規則違反の噂がある中で、ここまでやる必要性ともう少しスマートなやり方を考えなければならないと感じた。
封印の価値は大きな第一歩と思いたい。