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VITA OF ASIAについて
2019/06/23 レポート

各地でシリーズが開催されるレースだからこそ、「誰がいちばん速いか決めよう!」となるのは、ごく自然な流れではあるものの、その括りが日本に留まらず、アジアまで広げられたのは、
『VITA OF ASIA』が初めてではなかったか。
過去にワンメイクレースで海外のチャンピオン、もしくは準ずるドライバーを「賞典」として招いたケースはあったが、
またシリーズの一戦でもなくオープンエントリーで、
5名とはいえフィリピン、中国、台湾から参戦があったレースは、少なくても筆者の記憶するところにはない。

アマチュアドライバーを対象としたレースとしては、破格の賞金も魅力には映ったに違いないが、それよりVITAとして初めての檜舞台ということもあり、集まったエントリーは54台! 
ただ、驚くべき台数には違いないが、総生産台数が200台を超えていることを思えば、ほぼ4分の1が集まっただけ……という見方もできる。
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実際、鈴鹿や岡山シリーズの主要メンバーはほぼ勢揃いの一方で、関東からのエントリーは絶えず鈴鹿に遠征してくるドライバーに限られ、チャンピオンという勲章を掲げてきた者は存在しなかったのは、やや残念なところではあった。このあたりは今後の課題と言えるだろう。

また、この類のスプリントレースの場合、本来用意される決勝グリッドは48台までなのだが、予選落ちが出てしまうのは忍びない……ということで、関係者の尽力により、ローリングスタートでのレース開始で全車の出走が可能に。
予選40番手まではグループ1として、41番手以下はグループ2として、それぞれスタートが切られることとなった。
話は前後してしまうが、予選を前に2台が出走を取り消したものの、それでも52台のVITAがグリッドに並ぶ様子は、まさに壮観と言えた。

なお、決勝は2レース開催となり、レース1は8周で、レース2は10周で競われる。
また、レース2はレース1の決勝結果に基づき、トップ6をリバースグリッドとする、初の試みも取り入れられた。

記事: 秦 直之さん