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オートポリスVITA2h耐久レース
2019/11/23 最新情報
2019年11月17日 
オートポリス・ゴールドカップ VITA第4戦レポート (4,674m)
ドライ 16度 
 
VITAがオートポリスに上陸して、あっという間に最終戦がやってきた。
冬支度が始まる上津江の11月、締めを飾るのは2時間耐久戦。
もちろんシーズン初である。
VITA7台・ツーリングカー10台での混走は、カテゴリー別に規定が違っており、
VITAは3回のピットストップと5分間制止が義務付けられた。
おのずと各チームの戦略も緻密なものとなった。
 
 
予選は第1ドライバーと第2ドライバーの合算タイムで決定される。

なんといっても今回の参戦者は “よくぞこんな豪華な面子が!”と唸るほどの顔触れ。
VITA使いはもちろんのこと、
ハコの王者やS-FJ選手にF4・スーパー耐久・スーパーGTと、
しかもオートポリスで揉まれたメンバーがチームに沢山いるのだ。
もちろん始まる前からサーキットはお祭りムード一色に!

● 川地、益田、吉田、吉元(兄)、山浦、絹原はS-FJドライバーでもあり、
そのうち川地、益田、山浦がダブルヘッダー。
● 大塚はS耐、中島はJAF F4ドライバー
● 元嶋はGTにも参戦するプロドライバー
すごい!
 
総合でポールを獲得したのは、
 
 
#61吉元陵/吉田宣弘/山浦資智組。
 
 
続いて#10三浦康司/元嶋佑弥組、
 
3番手に#41大塚隆一郎/中島功/工藤健二組の131型(CROSS)の順となった。
ツーリングカー勢を挟み、
 
13型(ACE)の#7今岡達哉/川地欽也/益田富雄組が
総合6番手からスタートする。
 
 
#445 鬼塚哲生/鬼塚益生 組
 
 
#39 阿部貴一/首藤哲也組
 
 
#98絹原寛士/永畑誠喜組
 
 
14時15分、ローリングスタート方式で、決勝の火蓋が落とされた。
陽が傾くまでの長丁場、しかし早くも1コーナーで数台が絡むアクシデントが発生する。
 

ここで#39阿部貴一/首藤哲也組が戦線離脱することになってしまった。
いきなりのSC導入で始まった耐久レース、
この後も各チームはピットに入るタイミングを変えたり、
色々と作戦を変更しながら周回を重ねていく。

 
半分を過ぎた1時間後、2回目のSCが導入。
トップを走るのは#61吉元/吉田/山浦組。
 
後ろには皆から「反則コンビだ~」と騒がれた#10三浦/元嶋組がついている。
約20分間のSCが離れ、さらにチームの頭脳戦が勃発。
 
残り10分を切って#10三浦/元嶋組がトップに浮上した。
ファイナルでは、元嶋がコースレコードまで塗り替えて1番にチェッカーを受ける。
見せ場まで作り、
皆の笑顔でのブーイングを受けながら経験豊富な運転で周囲を圧倒させた。
 
 
 
2位に#61吉元/吉田/山浦、
 
 
 
3位#41大塚/中島/工藤選手組
 
ACE1位 98絹原寛士/永畑誠喜組
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
CROSS優勝は、#10三浦/元嶋、
2位に#61吉元/吉田/山浦、
3位#41大塚/中島/工藤 と表彰台を賑わせた。
 
ACE優勝は#98絹原寛士/永畑誠喜組、
2位#7今岡/川地/益田が、
3位#445鬼塚哲生/鬼塚益生組 の順位となった。
 

 
 
 
 
CROSS 優勝 三浦/元嶋 選手組
 
三浦選手
初開催のオートポリスをお試しで走ってみて、見事にハマっちゃいましたね。
なんといっても初代チャンピオンを獲れたのが嬉しいです!
ハコと違ってまた扱いが別物。
ホームとしている大塚選手や菅さんにレクチャーしてもらったので、とても感謝しています。
フォーミュラ勢に挑んでいきたいハコ乗りは、ぜひとも挑戦してほしいマシンですね。
1年間とっても楽しめました。皆、もっともっと参戦するべきですよ~!
来年は未定ですが、ぜひ環境が許せば出たいですね。
耐久はやっぱりお祭りなので、各サーキットで走ってみたいですね。
今回は本当に走りを沢山学べました。
パートナーの元嶋選手にも大感謝です!
 
元嶋選手 
当初は参戦について、自分がどういう立場でレースをしないといけないか迷っていたのですが…
今回のチームは元々お世話になっている方が沢山いらっしゃって。
今も応援していただいているので乗せてもらいました。
すっごく楽しかったですねえ。
「元嶋、オマエは違反だぞ~」と愛ある言葉をかけてくださった方々、
次回は簡単に勝たせてもらえないでしょうから(笑) 
機会があれば、さらに頑張りたいですね。
 
CROSS 2位 吉元/吉田/山浦 選手組
 
吉元選手 
耐久は初めてだし、何より人と一緒に組むのが初めてだったので楽しかったですね。
フォーミュラとはまた違う乗り物。安全だしコントロールしやすいマイルドなマシンです。
ちょっとクセになるかも。
吉田: オーナーの山浦選手から依頼をいただいて。
とにかく表彰台に乗りたいということで。当初は自分と二人だったけど、頼りないので吉元(陵)選手に声をかけて3人S-FJ組の出来上がり! 
表彰台にも乗れたし、本当に楽しかったですねえ~動きもマイルドだし。
レース入門には相当向いているマシンだと思う。
山浦選手
耐久は皆でワーワーやれるのがとても楽しかったな。
とにかくなにがなんでも表彰台狙いだったもので(そのために購入したのだ)。
自分は10周も走ってないんだけど(笑) 
これだけのメンツを揃えたので、お陰様で願望は達成できました。
 
 
ACE 1位 絹原/永畑 選手組
 
絹原選手
初VITAで優勝出来ました~!神谷さんやったーーー! 
戦略道理ですね(笑) 乗っていて楽しかった楽したった!
もっともっと台数が増えることを望みますね。
初心者や年配の方でも入りやすいマシンだと思う。
表彰台のど真ん中、最高ですね。この調子で、来シーズンはフルで参戦したいと思ってます。
永畑: ハコからVITA2戦目の今回だったので、何だかよくわからないけどクラス優勝できました。
土曜日は絹原選手が仕事なんで、僕一人でセットを出してたんですけど、
これがなかなか決まらず、悩みまくりでした。
でも結果オーライで、勝ててよかったです。
自分でもまだ伸びしろはあると思うので、来シーズンはさらに頑張りたいですね!
 
ACE 2位 今岡/川地/益田 選手組
 
今岡
やっぱりフォーミュラ乗りは速いですね~。
まだまだ練習しないと、と思いました。
このクルマはタイヤ代、メンテ代も他のカテゴリーと比べると低コストで出来るのが魅力ですね。
お陰様で今回はめちゃくちゃ練習しました。
来シーズンもまた乗れればいいな、と思っています。
川地
乗ってみて楽しい! (オーナー殺しや~w 今岡談) 
新型旧型、思ったほどのタイム差はないと感じました。
S-FJでダメダメだったので、そのうっぷんをVITAで取り返してやる~的な感じで攻めました(笑) 
また機会があれば乗りたいですね~や~楽しかった。
益田: VITAはコントロールを重視したクルマですね。
ハコでもないフォーミュラでもない、また別物。勉強するにはもってこいです。
来シーズンはまた声がかかれば乗りたいなあ~。
ダブルヘッダー?第3ドライバーだったんで、全然キツイとかなかったです。
何より皆で笑いあえるのが楽しかったですね!
 
記事:園田 明子さん
 

 
やはりVITA-01での耐久レースは楽しかった!

11/17(日)オートポリスで2h耐久レースが開催された。

今回の参戦者は “よくぞこんな豪華な面子が!”と唸るほどの顔触れで、
VITA使いはもちろんのこと、
ハコの王者やS-FJ選手にF4・スーパー耐久・スーパーGTと、
しかもオートポリスで揉まれたメンバーがチームに沢山いる、
という環境で、
もちろん始まる前からサーキットはお祭りムード一色になっていた。
チェッカーを振られてからも
「楽しかったよ!」
という言葉があちこちから聞こえる中、
オートポリスのパドックは笑顔が絶えず溢れていた。
やはり耐久レースは、人生というドラマに素敵な舞台を作ってくれるのだ!
皆さま
見応えのある舞台をありがとうございました。
 
VITA倶楽部